常備菜を一つ作って料理嫌いを克服しました

元々ずぼらで手間のかかる事が苦手なため、これまで「料理」に対して苦手意識を持っていました。スーパーに買い物に行けば、色とりどりのおいしそうなお総菜や、レンジでチンするだけの冷凍食品に目を奪われ、いつしか手作りの料理が食卓にのぼる事など珍しくなっていったのです。しかし、これではいけないと思うようになっていきました。

偏った食事は体にも良くないですし、同じような味付けにも飽きが来ます。そして何より、食費がかさんでしまう事が一番の動機ででした。まず冷蔵庫の中にある食材を使って、どんなメニューが出来るのか、ゲームだと思って料理本やネットの情報などを参考に頭を働かせてみました。人参、きゅうりなど、しなびた野菜が出てきたので、酢と砂糖でビン詰めにし「ピクルス」を作ることが出来ました。簡単な常備菜かもしれませんが、料理が苦手な私からすれば大きな一歩です。

人参のオレンジ色ときゅうりのグリーンのコントラストがきれいで、ちょっとした達成感からしばらくビンを眺めていたほどです。そして、案外簡単に出来てしまうのが目から鱗でした。さらに、常備菜があると一品欲しいという時、心に余裕が出来てとても助かると実感しました。

すっかりその気になった私は、残りの人参をすりおろし、砂糖と塩で煮て「キャロットジャム」まで作ることが出来ました。食パンとマーガリンだけだった味気ない朝ごはんが、華やかになり食事の時間が楽しみに変わりました。

お店でピクルスやジャムなどを買うのもいいですが、こうやってお金を掛けなくても立派な一品が出来る事を知ってからというもの、料理に対する敷居が低くなって、今では「梅干し」も自分でつけるまでになりました。

まず簡単な常備菜を作ってみて、その美味しさ、便利さ、そして作るのは意外に簡単だという事を知るのが、料理を好きになるおすすめの方法です。